猫を飼っている私の涙腺を壊した曲
今週のお題「ねこ」
ということで、実家で猫を飼っている私が涙腺崩壊した曲がコチラ
Hump Back とは
Hump Back(ハンプバック) 2009年に高校の軽音楽部より結成された大阪出身の3ピースロックバンド。
こちらの曲は「LILLY」という曲。
日本テレビ系の「スッキリ」でテーマソングにもなっていた曲で、聴いた事ある人も多いだろうか?
この曲が涙腺を壊した経緯と理由
私がはじめて聴いたのはラジオからだった。
キャッチーなメロディーと、まっすぐ胸に届くような歌声が耳に残り、すぐに好きになって、純粋なラブソングっていいな〜等とはじめは思っていた。
ところがある日ラジオDJがこの曲を流しながら、
「この曲はボーカルの林萌々子さんが、愛犬に向けて書いた曲だそうですよ」
と紹介しているのを聞いてから、私の中でこの曲の聴き方が180度変わった。
ラブソングには違いなかったけど、自分が想像していたものとは違ったから。
その日からこの曲を聴く度涙が止まらなくなってしまった。
そもそも私はかなり涙脆い方で、会社のラジオから流れてくる度、緩む涙腺をぐっとこらえるのに必死だったのを思い出す。
というのも私は去年結婚し、関西から関東へ引越したのだが、丁度この曲がリリースされた頃、私は家族や友達と離れて見知らぬ土地で暮らして行く決心をしなければいけない時期だった。もちろん実家で飼っている猫とも離れなければならず…
この曲の歌詞のひとつに、
「寝息ひとつ聞き逃さないように しょうがない程君を見つめてる」
とある。本当にその通りで、結婚が決まってから毎日時間がある時は猫のそばに居て、今まで以上にコミュニケーションをとったり、写真を撮ったりした。
「わたし結婚して遠くに行くんだよ、時々帰ってくるからね」
と何回も話しかけた。うちの猫は寂しがりやで、「あいつ帰ってこないな」としばらく泣くだろうなと思ったから。ちゃんと会いに帰ってくるよ、という事を何度も伝えた。
その頃から今まで以上に私に甘えてくれるようになった。きっとわかってくれたんだと思う。
「夜を超え 朝迎え 君に会えたらそれでいいや」
うちの猫は10歳ぐらいだけど、あと何年生きてくれるだろうか。
あと何回会えるだろうか。
毎日は会えなくなっちゃったけど、出来るだけ帰れる時は帰りたいと思う。
小さい動物も、もっと長生き出来ればいいのに。自分勝手な願いなのだろうけど。
おわりに
もちろん猫だけでなく、実家を離れる事によって、家族や友人たちとの時間も今まで以上に大切にするようになったし、離れてから「有り難さ」を特に実感しています。
毎日当たり前のように会えていた人たちと会えなくなる事で、私が過ごしていた日常は「かけがえのないものだったんだ」と感じる事も多々あって、自分にとって必要な経験だったんだな、と今なら思います。
うちのかわいい猫ちゃん
寒くなると、私の布団の上で丸まって寝る姿が可愛いのなんのって。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、お題の「ねこ」に合わせて
Hump Backのlillyという曲を紹介してみました。
ペットを飼っている、または飼っていた方なら共感できる部分がたくさんあると思うので、是非聴いてみてください。
2020.2/28